前回の長崎滞在時の長崎ひとり旅に味をしめた私は
今回、有田方面へ行ってきました。
宿近くのハウステンボス駅から電車で30分という意外な近さにある有田。
レンタカーは夫が使うので電車と徒歩でまわれる範囲で計画しました。
〜有田ひとり旅(半日)〜 タイムスケジュール内のリンクは、記事にジャンプします
09:10 ハウステンボス駅 出発
(JRシーサイドライナー)早岐のりかえ(JR佐世保線)
09:34 上有田駅 到着
(上有田から有田までぷらぷら徒歩移動)
09:50 有田陶磁美術館 じっくり鑑賞
10:25 トンバイ塀の裏通り チラ見
10:30 陶山神社 参拝
10:40 深川青磁 本店ショールーム見学
11:00 香蘭社 本店ショールーム見学&収蔵品じっくり鑑賞
11:50 九州陶磁文化館に到着
古伊万里の器でいただくケーキセットで一息
膨大な収蔵品をじっくり鑑賞
念願の柴田夫妻コレクションもじっくり鑑賞
14:35 有田駅 出発
(JRシーサイドライナー)早岐のりかえ(JR佐世保線)
15:05 ハウステンボス駅 到着
(しばし休憩)
16:00 ハウステンボス スイセイミュージカル公演を観賞
16:45 ハウステンボス ひとりでシューティングスター
17:30 ホテルの売店で夫と合流してひとり旅終了。
------------------------------------------
有田陶磁美術館 ▲上に戻る
http://www.levamedsmarta.com/touki_museum.htm
上有田駅で降りて10分ほど歩くと、多分このへん、と思った場所には
どーんと有田商工会議所が。あれー?と思って周りを見渡すと
蔵だと思って通り過ぎた建物が有田陶磁美術館でした。入場料は100円。
中に入ると外から見た印象よりも広く、
二階建ての展示室にはぎっしりと見応えのある作品がたくさんありました。
30分くらいじっくり鑑賞。館内でいろいろ本が売っていたのですが、
地元の小学生のために有田町教育委員会が作成した学習用小冊子
「皿山なぜなぜ 〜有田陶磁史を歩く〜」700円を購入。
ポイントをおさえながらもかみ砕いた説明が読みやすく勉強になりました。
トンバイ塀の裏通り ▲上に戻る
http://aritajin.com/2010/09/post-54.html
現代の街並みから消えつつあるトンバイ塀。
陶工たちの生活に思いを馳せ・・・てる割には、チラ見してきました。
陶山神社 ▲上に戻る
http://www.arita-toso.com/
朝鮮から秀吉の時代に連れてこられた陶工の李参平(りさんぺい)が
有田を磁器発祥の地と呼ばれるまでに発展させた功績をたたえ
当時の鍋島藩のエライ人と一緒にまつられているといわれています。
陶芸を習い始めたので、陶祖にご挨拶してきました。
神社に向かう途中、踏切が・・・。
踏切を渡って、参道に入ります。
ガイドブックでおなじみ、陶器で出来た鳥居です。立派。
大壺とか柱とかも有田焼。
比較的新しいもの(右)は金網で守られ・・・私は金網に張り付いて見学する不審者に。
お参りを終えて帰る時、ちょうど電車が通りました。なんか嬉しかったので連写。
次の目的地、九州陶磁文化館は一駅先の有田駅にあります。
ぷらぷら歩く道中にあったショールームを覗いてみました。
深川青磁 ▲上に戻る
http://www.fukagawa-seiji.co.jp/index.php
チャイナ・オン・ザ・パークも気になっていたんですが
ちと徒歩では遠いので次の機会の楽しみにとっておきます。
本店ショールームでは、えんどう豆シリーズが特に気に入りました。
http://www.fukagawa-seiji.co.jp/news/2012/2012-11-20b.php
見るだけですみません。
香蘭社 ▲上に戻る
http://www.koransha.co.jp/
ショールーム併設の美術館が思ってた以上に充実していて
有田陶磁美術館を上回る時間を見学に割いてしまいました。大満足です。
また、店内にも書いてあった社名のいわれを読んで感動。
ああ、それで、蘭なんだー・・・・、と思うと、
香蘭社がこだわる蘭模様も数倍魅力的に見えてきました。
http://www.koransha.co.jp/company/koransha_history/company_name.html
とはいえ、またしても見るだけですみません。
九州陶磁文化館 ▲上に戻る
http://www.pref.saga.lg.jp/web/at-contents/kanko_bunka/k_shisetsu/kyuto.html
常設展は、無料。このボリュームで無料て!いやー、ありがとうございます。
古伊万里の器でいただくケーキセット。650円。
なんといっても、本物の古伊万里(18世紀後半)を使わせてくれるという太っ腹。
正直、200年前の古伊万里でコーヒー飲めますよっていう情報を見た時
うそだろ
って思ったんですけどね・・・ほんとに普通な感じで運ばれてきました。
柴田夫妻コレクションが1万点以上も寄贈されているから
「えへへ、展示しきれないやつ、使っちゃいます?」
っていうノリなんでしょうか。そんなわけないか。
喫茶店でも好きな器でコーヒー入れてくれるところがありますが
なんかそういうのとはまた違う緊張感です。
まさか200年後にハイカラな洋菓子が皿にのり、猪口に珈琲が入るとは
作った当時は思わなかったことでしょうね。
緊張しながらも、目でも舌でも美味しくいただきました。
今回のは上の猪口と、一番下の小皿。
真ん中の色絵も使いたかったなぁ・・・。
柴田夫妻コレクション ▲上に戻る
http://www.pref.saga.lg.jp/web/at-contents/kanko_bunka/k_shisetsu/kyuto/sibacole.html
有田焼の本を買った時に
紹介されている作品が「柴田夫妻コレクション」とあって「??」となり
気になって調べたら驚いてしまいました。詳しくはリンク先をどうぞ。
有田焼のあらゆる年代を網羅した文化的価値のある素晴らしいコレクションと言われています。
県や国レベルで収集を行ってもおかしくないレベルじゃないでしょうか。
それを東京に住む一個人(夫妻)で・・・という驚き。
そんな柴田夫妻コレクションをこの目で見たい、
というのがこの有田ひとり旅の、一番の動機でした。
2時間くらいじっくり見ました。本当に素晴らしかったです。
スイセイミュージカル公演 ▲上に戻る
http://www.huistenbosch.co.jp/event/splashdream2013/
ハウステンボス内で最初に観たのは2010年12月。
熱気と元気の伝わるパフォーマンスが楽しくて、これ観たさに
ハウステンボスの年パスを購入すること2回目。
今年の6月でハウステンボスを撤退するというニュースに夫婦そろってショック。
劇団の本拠地はそもそも東京の稲城市なので、関東で何かやってくれれば
ハウステンボスよりも見に行きやすいのですが・・・どうでしょうか。
シューティングスター ▲上に戻る
http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/adventure/#shootingstar
今回買った年パスから、このアトラクションが初回無料になり(通常500円)
せっかくだから一度やってみよう、と恥ずかしながら一人でチャレンジ。
何が恥ずかしいって、ヘルメットと拘束具のような安全器具をはめてもらってから
滑り出す小山の上までテクテク歩いて登るのが予想以上に恥ずかしかったです。
滑り降りてる時は滑走の気持ち良さにひゃっほー!な感じ。あっという間でした。
これ、夫に予告してなかったので、相当、笑われました。